パンプスが臭い!足のニオイの原因・対策と消臭する方法を解説!

2021年06月30日

パンプスをよく履く女性であれば、靴のニオイが気になる人が多いのではないでしょうか。パンプスが臭い!蒸れる!という人は、普段の履き方やお手入れを変えるだけで、ニオイが発生しにくくなる可能性があります。

 

今回は、パンプスのニオイの原因と対策をみてみましょう。すでにパンプスにニオイがついてしまっているという人向けに、消臭方法についても解説します。

 

パンプスが臭くなる原因は?

 

まずは、パンプスが臭くなってしまう原因から確認します。

 

大きな原因は「汗」と「雑菌」

 

パンプスや足が臭い原因は、足裏から出る「汗」と「雑菌」です。

 

足の裏には「エクリン汗腺」という、汗が出るスポットがたくさんあります。そのため、足の裏からは1日でコップ1杯分の汗が出るといわれています。

 

しかし本来、人の汗にはニオイがありません。それでも臭くなってしまうのは、足の裏には皮脂や汚れを栄養とする雑菌がたくさんいるため。汗によってムレていることから、さらに雑菌が繁殖しやすくなっているのです。

 

「疲労」や「病気」のニオイにも要注意

 

ニオイの原因は汗と雑菌ですが、原因が「疲労」や「病気」にあることもあります。

 

人は疲れたり、生活習慣が乱れていたりすると、アンモニアを含む疲労臭が発生します。他方で、多汗症の人なら大量の汗が出たり、内臓疾患など免疫力が低い人なら雑菌が繁殖しやすかったりします。

 

パンプスが臭くなりやすい人

 

パンプスの種類や履き方によって、パンプスにニオイがつきやすくなることがあります。ここでは、パンプスが臭くなりやすい人をみてみましょう。

 

・ゴムやビニールのパンプスを履く

ゴムやビニールなど通気性が悪いパンプスは、かいた汗が蒸発せずムレやすい=ニオイが発生しやすい傾向があります。

 

・ストッキング・タイツを履く

ストッキングやタイツは吸水性がほぼないため、パンプスに直接汗が染み、ニオイが染み付いてしまいます。

 

・靴下にニオイがついてしまっている人

パンプスを清潔にしていても、靴下に雑菌がいるとニオイがきつくなります。部屋干ししたり、雨の日に干していた靴下は要注意。

 

パンプスのニオイを抑える方法

 

ニオイが発生しやすいことが分かっていても、「お気に入りのパンプスの素材がビニール」「仕事でストッキング着用が必要」というケースもあるでしょう。そこで、パンプスのニオイを抑える方法を覚えておきましょう。

 

ローテーションで毎日靴を履き替える

 

毎日同じ靴を履きつづけると、パンプスに染みてしまった汗が乾く前に、次の汗をかいてしまいます。日をおうごとに汗や雑菌がたまり、パンプスにニオイが定着しやすくなります。

 

そこで、パンプスを履く場合は、できるだけ同じ靴を毎日履かないようにしましょう。異なる靴をローテーションさせることで、それぞれのパンプスをしっかりと除湿することができます。

 

インソールを入れる

 

パンプスに直接汗が染み込むと、ニオイが付きやすくなります。そのため、インソールを入れてできるだけパンプスに汗が染み込むのを防ぎましょう。

 

インソールは、使い捨てができるものや洗濯ができるものなど、さまざまな商品が出回っています。通気性が良くムレにくいインソールを選びましょう。消臭効果があるインソールもおすすめです。

 

除湿剤を入れて保管する

 

パンプスを履いていないときは、パンプスに染み込んだ汗をしっかり乾かすことが重要です。自宅の下駄箱には、据え置きタイプの除湿剤を置いて、しっかり湿気をとりましょう。

 

仕事でパンプス履くという人は、休憩中にはパンプスを脱ぎ、持ち運びタイプの小さな消臭をパンプスの中に入れておくとよいでしょう。

 

パンプスが臭いときの消臭方法

 

最後は、今持っているパンプスにニオイがついてしまっているときの消臭方法をチェックしましょう。

 

重曹をパンプスの中に入れる

 

重曹には、消臭と雑菌の繁殖防止効果があります。大さじ2程度の重曹をストッキングや靴下に入れて、パンプスに入れましょう。重曹がこぼれないように、口をしっかりくくってください。一晩置いておけば、消臭・除湿ができます。

 

ただし、重曹の消臭効果は2~3ヶ月程度なので、定期的に重曹を取り替えるようにしましょう。重曹を水に溶かせば、簡易的な消臭スプレーを作ることもできます。

 

消臭グッズを使う

 

パンプスのニオイに悩む人は多いため、靴用の消臭グッズはかなり多く販売されています。消臭スプレーや脱臭・除湿袋、消臭ボールなど手軽に使えるアイテムも多数あります。こまめに消臭アイテムを使うと、ニオイが取れやすくなります。

 

10円玉を敷き詰める

 

95%が銅でできている10円玉には、銅イオンによる殺菌作用があります。そのため、パンプスにまんべんなく敷き詰めることで、消臭効果が期待できます。1足につき5~10枚は用意しましょう。

 

ただし、汚れた硬貨は不衛生かつ、消臭効果が薄くなってしまいます。ウスターソースやケチャップ、お酢などで表面のサビをキレイに落としてから使ってください。

 

パンプスが臭いなら対策&除湿が重要!

 

今回は、パンプスが臭いときに知っておきたいニオイの原因や対策、消臭方法について紹介しました。パンプスのニオイは、汗とムレによって雑菌が増殖することに原因があります。そのため、パンプスのニオイを防ぐ・消臭するためには、除湿することが重要です。靴を履き替えたり、インソール・除湿剤を使ったりして、汗による湿気をしっかりとるようにしましょう。



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