パンプスを素足で履くときの注意点とトラブルの予防法を解説!

2020年06月26日

パンプスを素足で履くと、健康的に見える・滑らないので履きやすいなどの理由で「パンプスは素足で履く派!」の女性は多いのではないでしょうか。靴下がはみ出して見える心配もないため、パンプスを取り入れたファッションを存分に楽しむことができます。


しかし、パンプスを素足で履くことで発生する、「嫌な臭い」「靴擦れ」「水虫」には注意が必要です。

今回は、女性シューズ専門店のmamianが、「素足でパンプスを履くときの注意点」を予防法と交えながら紹介します。


素足でパンプスを履くときの注意点:嫌な臭い


素足でパンプスを履くときに、特に気になるのは「臭い」ではないでしょうか。汗自体はほぼ無臭ですが、足やパンプスについている雑菌が繁殖すると嫌な臭いが発生します。素足でパンプスを履く場合は、下記のようにしっかりと臭いを予防しましょう。1度嫌な臭いが発生してしまった場合でも同様に対応することで、臭いを軽減させることができます。


履いた後は乾燥させる

パンプスを素足で履いた後は、靴用の乾燥材を入れて乾燥させましょう。長時間履いた後にそのまま放置すると、パンプスは汗で湿気が多い状態が続いてしまい、菌が繁殖します。そのほかにも、風通しの良いところで乾燥させたり、晴れた日に陰干しするのも臭い対策として効果的です。


消臭スプレーを使う

消臭スプレーをパンプスの中に吹きかけておけば、嫌な臭いを抑えることができます。消臭スプレーは嫌な臭いを消してくれるだけでなく、殺菌もできるためパンプスの中を清潔に保ってくれます。最近では香り付きのスプレーもありますが、嫌な臭いと混ざるとさらに不快な臭いになることがあるため、消臭スプレー選びには注意しましょう。


足をケアする

臭いの原因となる雑菌は汗や皮膚の角質を好むため、足の角質を除去することで雑菌の繁殖を抑えることができます。よく泡立てた石鹸で片足ずつしっかりと洗い、爪の間はネイルブラシを使ってしっかり汚れを落とします。洗った後はタオルで水分をきれいにふき取ってください。また、軽度の角質なら足やすりを使えばご家庭でも簡単に角質を落とすことができます。ただし、やりすぎは禁物なので、週に1~2回程度にとどめましょう。


数足を履きまわす

お気に入りのパンプスは毎日履きたくなってしまいますよね。しかし、1日履いたパンプスは汗で湿っているため、毎日同じパンプスを履いてしまうと臭いの原因となります。臭いを予防するために、最低1日は休息日を設けて、パンプスを乾燥させてください。パンプスを十分乾燥させられるよう、2~3足持っておくのがおすすすめです。



素足でパンプスを履くときの注意点:靴擦れ


素足でパンプスを履くときは、「靴擦れ」にも注意が必要です。履いているパンプスのサイズや形が自分の足に合っていないと靴擦れを起こしやすくなります。


サイズが大きい場合は、歩くたびにかかとが浮いてしまいかかとに靴擦れが起こります。反対にサイズが小さい場合は、足の指や甲に負担がかかり、足指に靴擦れを起こしたり外反母趾や内反母趾になる可能性もあります。


また、足の指の長さが全てほぼ同じの「スクエア型」や親指が1番長い「エジプト型」の人が、つま先の尖ったパンプスを履くと指が必要以上に圧迫されて靴擦れが起こりやすくなります。

靴擦れ予防には靴選びが重要ですが、下記の方法でも応急的に予防することができます。


絆創膏や保護テープを貼る

靴擦れを起こしやすい場所に絆創膏や保護テープを貼っておくことで、靴擦れを防ぐことができます。特に新しいパンプスは硬いため、「少し当たるかも?」と感じるところは、靴擦れを起こす前に保護しておきましょう。また、短時間の着用で痛みがなかったとしても、長時間歩くと痛み出すことがあるため、素足でパンプスを履く場合は普段から絆創膏を持ち歩るくのがおすすめです。


ワセリンを塗る

靴擦れを引き起こしやすいかかとや指先にワセリンを塗るのも効果的です。ワセリンを塗ることによって皮膚とパンプスの摩擦を軽減することができます。普段から靴擦れを起こしやすい人は、ワセリンを持ち歩いても良いでしょう。

ただしワセリンを塗った皮膚は油焼けを起こす可能性があるので日焼け止めと併用することがおすすめです。ワセリンのついたパンプスの内側もシミになる可能性があるので、目立たない箇所にワセリンを塗って試してからの使用が良いでしょう。



素足でパンプスを履くときの注意点:水虫


水虫は、革靴を履く中年男性がなるものというイメージがありますが、実は若い女性も注意しないと十分なる可能性のある病気です。


水虫とは、白癬菌というカビが皮膚に繁殖して起こる感染症で、発症すると痒くなったり、皮膚がめくれたりするなどの症状が出ます。高温多湿の環境で繁殖しやすいため、素足でパンプスを履く人は普段から注意が必要です。


水気をしっかり乾かす

足が不潔な状態が続くと白癬菌が繁殖しやすくなります。お風呂では足を丁寧に洗い、タオルでしっかり水分をふき取りましょう。

水虫が最も発症しやすい場所は足の指の間です。指の間は汗をかきやすく、蒸れやすいため、1日に数度パンプスを脱いで乾燥させるのもおすすめです。


水虫の再発を防ぐ

日本人の4分の1は水虫になっているといわれており、何度も繰り返し水虫にかかってしまうことも多いものです。そのため、1度水虫になったことがある人・水虫が心配な人が素足でパンプスを履く場合は、専用の市販薬で予防するのがおすすめです。

万が一、皮膚がヒビ割れている、ジュクジュクしているなどの症状が出た場合は、皮膚科で医師の診断を受けてください。



足に優しいmamianのパンプスをお試しください!


mamianでは、日本人女性の足に合わせてパンプスを作っています。普段靴擦れしやすい人には、内側のクッション材を多く取り入れたiCoNシリーズがおすすめです。

ただし、どのようなパンプスでも、汗や雨で湿った状態で放置していると、嫌な臭いや水虫の原因となってしまうため、普段から乾燥させたり、複数足を履きまわしたりしてみてください。



More articles