底冷え・隙間風とはもうサヨナラ!寒い冬を乗り切るアイデアまとめ♡

2018年11月27日

いよいよ本格的な冬。

底冷え・隙間風とはもうサヨナラ!寒い冬を乗り切るアイデアまとめ♡

外が寒いのはもちろんですが、部屋まで寒い!なんて人も多いと思います。

暖房をつけても床が冷たい、窓からは隙間風…暖房代も気になるし、できれば自然と暖かくなるようにしたいですよね。

 

そこで、素人でもお手軽にできるお部屋の防寒アイデアをまとめました。

 

目次

 

なぜ部屋が寒くなるのか

 底冷え・隙間風とはもうサヨナラ!寒い冬を乗り切るアイデアまとめ♡

部屋が寒い、暖房をつけてもなかなか暖まらない原因はいくつかあります。

よく起こりうる原因を3つ挙げると

・隙間風

・窓・床・壁からの冷気

・コールドドラフト現象

このような感じに。

ひとつひとつ見ていきましょう!

 

[隙間風]

読んで字の通り、わずかな隙間から外気が入り込むことです。

冬の外気は当然とても冷たいので、冷たい空気により部屋自体もどんどん冷やされてしまいます。

 底冷え・隙間風とはもうサヨナラ!寒い冬を乗り切るアイデアまとめ♡

特に隙間風が多いのが窓付近。

実は多くの窓枠には換気用の小さな穴が開いています。

また、新築の物件なら問題はなさそうですが築年数の古い物件だと隙間風が寒さの原因であることがほとんど。

窓枠や建物自体が劣化し、歪みが出てくるとどうしても隙間ができてしまい、そこから風が入ってきてしまいます。

 

新築の物件でも換気扇を開けっぱなしにしているとかなり寒くなってしまいます。

 

[窓・床・壁からの冷気]

マンションに住む場合、角部屋が人気です。

理由は隣がいないと騒音問題などが少なく、また、角部屋だけ少し間取りが異なって広いマンションも多いからでしょう。

同じような理由で1階がガレージの物件の2階も足音を気にせず生活できるので一定の人気があるようですが…

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大きな落とし穴が。

なんと北国ではガレージの上の部屋や角部屋は敬遠されがちなんだとか。

理由はとにかく寒いから。

 

どちらも住みやすそうなイメージはありますが、角部屋もガレージ上も外気と触れる面積が圧倒的に広く、冷えやすい部屋。

壁や床から伝わる冷気はなかなかに厄介で、触れている面積が多い部屋ほど寒くなってしまうのです。

 

[コールドドラフト現象]

寒い時に暖房をつけてもなかなか暖かくならない…と思っていたら頭より上は暖かい気がする、なんて経験をしたことはありませんか?

これは冷気と暖気の性質の違いによって起こる現象で、コールドドラフト現象と言います。

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冷気は下、暖気は上へいく性質が関係していて、冷たい外気などで部屋が冷たいとより顕著に起こります。

人がいるのは部屋の下側なので、暖房が効かなく感じてしまうのです。

 

 

部屋が寒いことが身体に与える悪影響

 

部屋が寒いと体にも悪影響があります。

一番身近なのは心疾患。

暖房の効いた部屋と効いていない廊下やお風呂場での温度差により、血圧が急激に上下することで心筋梗塞や脳卒中を引き起こしてしまうことも。

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このような部屋の中の寒暖差が引き起こす身体への悪影響を”ヒートショック”と呼び、なんと年間14,000人もの人が亡くなっているのだとか!

これは交通事故で亡くなる人の4倍近い数字。

決して他人事ではありません…

 

 

簡単DIY感覚でできるお部屋の防寒術

 

部屋が寒い、健康に悪影響!とはいえ、リフォームするとなるとお金もかかるし、そもそも賃貸だとリフォームもできません。

そこで、寒くなるポイント別に簡単DIY感覚でできる防寒対策をまとめました!

 底冷え・隙間風とはもうサヨナラ!寒い冬を乗り切るアイデアまとめ♡

100円均一で手に入るアイテムでできる対策や、明日すぐできる対策など、一人暮らしの女性でも簡単にできるアイデアばかり。

サクッと防寒して、快適な冬にしましょう!

 

窓編

 

部屋が寒くなる原因でも多く挙がった窓周辺からの冷気。

まずここをなんとかすると部屋の温度がかなり変わります。

 

[バブルシート]

安さ★★★★☆

手軽さ★★★☆☆

防寒性能★★☆☆☆

 

いわゆるプチプチです。

梱包用のエアパッキンで、ぷくぷくした空気の泡のようなものがたくさんついたポリエチレンのシートですが、最近は防寒用のバブルシートというものが登場しています。

ホームセンターや、安いものだと100均でも手に入るお手軽さ!

 

窓と部屋の間に空気の層を作ることで冷気が伝わりにくくなります。

取り付け方も窓のサイズに合わせてカットして貼るだけなので、一人暮らしでも女性でも超簡単にできてしまいます。

窓全面に貼るのは見栄えがあまり良くないので、冷気の溜まりやすい下50cmくらいの範囲に貼るだけでも防寒対策になりますよ。

 

[隙間テープ]

安さ★★★★★

手軽さ★★★☆☆

防寒性能★★★★☆

 

隙間風はシンプルに入ってこないようにしてしまえばOK!

窓のサッシにスポンジ状のテープを貼り付けることによって隙間風を防ぎます。

冬場の冷気だけではなく、花粉や虫の侵入も防げるスグレモノです。

こちらも100均で手に入りますよ。

 

窓にはもちろんですが、部屋の中の扉からの隙間風にも使えます。

せっかく部屋を暖めても、廊下からの冷たい空気が流れ込んでしまうと元も子もありません。

 

床編

[アルミシート]

安さ★★★★☆

手軽さ★★★★★

防寒性能★★★☆☆

 

床下からの冷気はアルミシートで防げます。

冷気を防ぐだけでなく温めた空気が逃げるのも防いでくれるので、一枚敷いておくだけでかなり快適になります。

小さいものなら100均で手に入りますが、大きめのものならホームセンターのほうが安いかも。

 

使い方はアルミシートを広げてカーペットやラグの下に敷くだけ。

コタツと合わせて使うとさらに暖かい!

 

[コルクマット]

安さ★★☆☆☆

手軽さ★☆☆☆☆

防寒性能★★★★★

 

コルクは熱伝導率が低く、断熱効果に優れた素材で、カーペットやラグを敷くよりも冷えを防ぐ効果は高いと言われています。

また、床一面に敷きつめることで階下への防音効果も期待できます。

ペットや小さいお子様がいる家庭でも重宝しますね。

 

コルクマットはジョイント式のものが多く売られており、敷き詰めるだけなので初心者でも設置作業自体は簡単なのですが…

床全面に敷くとなると家具を移動させるなど大掛かりな作業になってくるので、大掃除や引っ越しのタイミングでしか実現しにくそうです。

もちろん、床の見えている部分のみに敷き詰めることもできるので、まずは小面積でやってみましょう。

汚れたらその部分だけ取り替えできるのも嬉しいポイントですね。

 

お風呂場編

[シャワーでお湯溜め]

安さ★★★★★

手軽さ★★★★★

防寒性能★★★★☆

 

浴槽にお湯をためる時は何で溜めていますか?

おそらく蛇口や自動給湯器でためる方が多いと思いますが、冬場はシャワーを使って溜めるのがおすすめです。

 

シャワーでお湯をためることにより、浴室全体が蒸気で覆われ温度が上がります。

お風呂場に入った途端に「ひゃあ~!寒~い!」といった感覚はなくなるでしょう。

 

シャワーでためる際はお湯が空気に触れる時間が長く、温度が下がってしまうので普段よりもほんの少し高めの温度に設定するのが良いでしょう。

 

[床シート]

安さ★★☆☆☆

手軽さ★☆☆☆☆

防寒性能★★★☆☆

 

お風呂場の床って冷たくて、足を踏み入れるのに覚悟が必要なときもありますよね。

なんと最近はお風呂の床用の冷たくないシートまで売られています!

 

一枚シートを敷くだけで足を踏み入れた時のヒヤッとする感覚から解放される上、滑りにくくなるので転倒防止にも一役買ってくれます。

ただ、少しお高めな上設置は大掛かり…

 

 

[断熱材]

安さ★★★★☆

手軽さ★★☆☆☆

防寒性能★★★★☆

 

賃貸のマンションやアパートではお風呂場に窓がある部屋はあまりないかもしれませんが、窓がある場合はそこからの冷気は相当なもの。

お風呂場の窓なんてあまり大きなものではありませんし、今時のお風呂場は換気機能もしっかりしたものが備わっている場合がほとんどなので、思い切って窓を塞いでしまうのもアリです。

 

使用するのは少し厚みのある断熱材。ホームセンターなどで1,000円以下で手に入ります。

窓の内側のサイズに合わせて断熱材をカットしてはめ込むだけです。

紐でとってをつけておけば取り外しも簡単にできるので、日中は取り外して換気をしておくのもOKです。

 

 

番外編

[サーキュレーター]

安さ★☆☆☆☆

手軽さ★★★☆☆

防寒性能★★★★☆

 

コールドドラフト現象でも紹介しましたが、冷気は下へ、暖気は上へいく性質があります。

暖房をつけてもなかなか部屋が暖かくならない場合や、広めの部屋で暖房が聴きにくい場合はサーキュレーターで部屋の空気をかき混ぜるのもおすすめ。

 

暖かい空気と冷たい空気を混ぜて均一にすることで部屋全体がじんわり暖かくなります。

足元だけ冷える底冷えともサーキュレーターでおさらばです。

 

 

まとめ

 

明日から簡単に始められる防寒対策をご紹介しました。

数百円でできる対策もたくさんあって、今まで我慢してきたのが馬鹿らしくなるくらい…

 

この冬は暖房代を賢く節約しつつ、快適なお部屋で過ごしましょう。



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