「おしゃれは我慢」とは言いますが、仕事中はおしゃれと快適性、どちらも外しがたいポイントです。今回は仕事をする女性に向けた、スーツに合うパンプスの選び方をご紹介します。リクルート向け・ビジネス向けをそれぞれ見ていきましょう。
就活スーツに合うリクルートパンプスの選び方
働く女性への第一歩、リクルート時のパンプスは就職の面接の成功に関わる大切なアイテムです。面接官は、人柄や受け答えに加えて、頭の先から足の先までの見た目・清潔感についてもしっかり確認しています。この時、靴が汚れていたり、マナー違反であると合否に影響もあると言われています。まずは、就活スーツに合うリクルートパンプスの選び方をご紹介します。
ヒールは太め・高さは3~5cm
就活中は、1日に複数の会社説明会や面接に参加するなど、歩き回るためパンプスのヒールは太めで安定感があるものを選びましょう。また、高すぎるヒールは歩きにくい上に、派手な印象を与えるため、面接をこなす就活時には向かないため、高くても5cm程度に留めておきます。つま先はアーモンドトゥ・ラウンドトゥなど丸いものを
就活スーツに合わせるパンプスは、つま先が丸いものを選びます。角張ったつま先や、細く尖ったつま先はキツイ印象を与えてしまいます。オープントゥはビジネスシーンではマナー違反なので控えましょう。カラーは革製ブラックが基本
就活スーツ×パンプスは、ブラックに統一することがポイントです。就活では、派手さのない無難なシンプルなスーツが原則です。新卒の就活では特に、黒以外のスーツを着た人を見かけることがほぼないため、面接会場で悪目立ちしないよう無難に黒に揃えましょう。また、エナメル生地のパンプスは黒光りして、派手な印象を与えるため光沢が少なく、フォーマルな場における王道素材・革のパンプスを選ぶことも大切です。
ビジネススーツに合うパンプスの選び方
続いては、オフィス勤めや営業・受付などスーツを着て働く女性に向けて、ビジネスシーンのパンプスの選び方を見てみましょう。ヒールは細め・高さは5~7cm
働く女性のレディーススーツには、少し細めのヒールがスマートで美しいシルエットが似合います。ヒールの高さも5~7cmが歩きやすく、スタイルも良く見えるためおすすめです。ビジネスにおいては全くヒールがないパンプスはマナー違反になることもあるため、ぺったんこのパンプスは避けましょう。
つま先は足に合ったものを選ぶ
親指が長い方は丸みを帯びたつま先を持つラウンドトゥ、足の人差し指が親指より長い方はアーモンドトゥ、足指の長さがほぼ同じの方はスクエアトゥがおすすめです。きれいでスマートな印象を与える先が尖ったポイントテッドトゥは人によっては靴擦れになりやすかったり、痛みが出やすいため、自分の足の形に合ったつま先のパンプスを探しましょう。オープントゥはビジネスシーンではマナー違反なので、控えておくのが無難です。
モノクロ系カラーが基本
仕事で履くパンプスはラフになり過ぎないよう、柄物や派手な色彩のものではなく、モノクロ系の色でシンプルなものが一般的です。ストライプやレースが目立つものは派手すぎる印象を与えるため控えましょう。無難に黒・白・グレー・ネイビー・ベージュを選んでおけば安心です。試着はしっかり念入りに
パンプスを買う時は、必ず試着を行いましょう。営業時や通勤時に歩く時間が長い時などは、特にしっかりと試着を行ってください。その場で履くだけではなく、店舗を歩いて回ったり、左右それぞれに体重をかけたりと様々な動作を行い、痛くないか・脱げたりしないか・歩きやすいかなど念入りに確認しましょう。おすすめのスーツ×パンプスコーデ2選
最後に、おすすめのスーツ×パンプスのコーディネート例を2つご紹介します。ライトグレースーツ×ライトピンクシャツ×ホワイトパンプス
ライトグレーのスーツ+ライトピンクは春~夏におすすめコーデです。暖かい季節には白色のパンプスを合わせることで、足元からさわやかで涼しげな印象になります。ライトカラーのスーツには、ライトな色のパンプスを合わせるようにしましょう。ネイビースーツ×オフホワイトシャツ×パンプス
重たい印象を持ちがちなネイビーのスーツですが、実は定番のブラックのスーツより着回しできる便利なカラーです。パンプスの色を選ばず、コーディネートすることができます。スーツに合わせてネイビーパンプスを合わせれば清潔感があるコーデに。ベージュやホワイトのパンプスであればさわやかで、仕事もおしゃれもできるOLコーデに。いずれも季節を問わず着回し・履き回しができます。まとめ
今回は、ビジネスシーン・リクルートシーンでスーツに合うパンプスの選び方と、おすすめのコーデをご紹介してきました。靴はその人自身を表す、大切なチャームポイントです。自分の好みに加え、季節やスーツによってパンプスを履き変えれば、自分らしさスタイルを演出できます。
仕事の効率を考慮しながらも、おしゃれな足元を楽しみましょう。