靴のサイズの選び方!靴選びのポイントとよくある疑問を解説!

2021年06月30日

自分の足のサイズに合う靴選びが大切なことを知っている人は多いでしょう。しかし、実際に自分の足に合う靴の選びでは、サイズ以外の要素を考慮しなければなりません。すべてを知ったうえで靴選びができている人は少ないものです。


足に合わない靴を履き続けると、歩きにくい・靴擦れを起こすといったトラブルはもちろん、姿勢が崩れて体が歪む、腰痛や肩こりの原因となるなど、体にさまざまな悪影響を及ぼします。


今回は自分の足に合う靴の正しい選び方について解説します。


靴選びで注目すべき5つのポイント


足のサイズについて、何となく自分の足はこれくらいだと思っていませんか?

いつもこのサイズを買っているからと同じものを選んでいませんか?


正しい靴選びの基準を知らないと、「普段履いている靴のサイズが実は誤っている」という可能性もあります。ここでは、正しいサイズの靴を選ぶために注目したい5つのポイントについて解説します。


かかと


かかとは体重を支える土台となる部分です。かかと部分に余裕がありすぎると、カパカパとかかとが浮いてしまう原因となります。紐靴やスニーカーでは感じにくいですが、パンプスを履くとよくわかります。


見た目が悪いことはもちろん、サイズが大きい靴を履くと足裏の筋肉が衰える・体の筋肉バランスが崩れる・足裏のアーチが崩れるなどさまざまな悪影響があります。かかとは、指が1本入る程度、歩いても浮かない程度のサイズのものを選びましょう。


つま先


まず自分のつま先の形と合う靴を選ぶことが重要です。それぞれの形に合うつま先に合わせて靴を選ばないと、指が圧迫されて外反母趾や内反小趾などの足のトラブルを招きます。


日本人の約7〜8割がエジプト型のつま先をしています。エジプト型は、親指が1番長く小指に向かって短くなっていく足の形です。次いで多いのがギリシャ型で、人差し指が長い形です。あまり見かけませんが、すべての指の長さがほぼ同じというスクエア型の人もいます。


足幅


足幅を見て靴を選ぶという人はまだまだ少ないでしょう。サイズは合っているのに靴擦れする・圧迫感があるという人は足幅が合っていない靴を履いている可能性があります。


足幅とは、親指と小指の付け根の間の長さを指します。親指と小指の付け根が、靴の内側に当たらない場合は靴が大きすぎることを意味します。先述のとおり、大きすぎる靴はトラブルのもとなので、親指・小指の付け根が靴に触れる程度のものを選びましょう。


土踏まず


土踏まずとは、足裏のアーチを指します。靴にも土踏まずに合わせてアーチが付けられているものがありますが、このアーチが自分の土踏まずに合わないと、足裏が痛くなったり、疲れやすかったりします。アーチがついていない靴の場合は、インソールを入れて自分の足にフィットするよう調整しましょう。


足の甲


足の甲の高さは人によって異なります。つま先や足幅と同様に、合わないものを選べば足のトラブルの原因となります。圧迫感が強い靴は要注意。フィットしている靴を履くと、靴の中で足が浮くこともなく、フィット感がしっかりあるため、靴が軽く感じるはずです。


靴選びのときによくある疑問


続いて、靴選びのときに迷いがちなポイントについていくつか紹介します。


左右のサイズが違うときはどうしたらいいの?


人の足のサイズは、左右で異なることもよくあります。そのため、片方の足だけフィットしないなんてことも。その場合はインソールや靴用バンド、サイズ調節パッドなどを使って自分の足に合うように調整しましょう。


靴の中で足が滑るんだけど対策はある?


靴の中で足が滑る場合、サイズや靴幅が大きすぎる、またはつま先の形があっていないことが考えられます。まずは靴サイズや形が自分の足に合っているか確認しましょう。


ヒールの場合、足に合うサイズや形で合っても前に滑る可能性があります。靴の中で足が滑ると、靴擦れや捻挫の危険があるため、滑り止めや土踏まずアーチがついたインソールを入れて、前滑りを防止しましょう。


朝はピッタリなのに夕方になるとキツくなる…


人の足は、時間帯によってむくんでしまうため、靴の履き心地も変わってきます。そのため、靴の試着は、夕方以降のむくみがあるときに行ってください。


朝と夕方で大きくサイズが変わるという人は、スニーカーのような伸縮性のある靴を履きましょう。パンプスを履きたい場合は、取り外せるインソールや靴下で調節するのがおすすめです。


つま先にはどれぐらい余裕があるのがいいの?


つま先には、1番長い指から1〜1.5cm程度の捨て寸(余裕)のある靴を選びましょう。指先が当たる靴はNGです。


ただし、捨て寸の長さは靴によって異なります。捨て寸が長くつくられている靴もあるため、靴の中で足が滑ってかかとに隙間ができすぎたり、指先が当たったりしないよう、試着時にしっかり確認することが重要です。


靴のサイズは履いてみないとわからない!


靴のサイズ表記はメーカーや生産国によって異なります。また、同じサイズでも、靴によってサイズが異なることもよくあります。そのため、自分の足に合う靴を買うためには、実際に試着してみて、確認するのが1番です。通販で靴を買うときは、試し履きができる、または返品がしやすいサイトで購入することが重要となります。


mamianでは、サイズが合わないときやイメージと違った場合に返品いただくことが可能です。家で試着してみて、靴擦れしそうだったり、持っている服と合わなかったりする場合は、一度返品して改めて他のサイズ・靴を買い直していただくことができます。ぜひmamianで、自分の足に合う靴をゆっくり探してみてください。



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